シュープレモ Webサイト
レビュー者:mihoレビュー日時:2014年05月25日
★基本情報 | |
店舗名 | ShoePremo |
利用者の足サイズ・特徴 | 足長22.5センチのやや細足(接地D、空中左A・右B) |
利用時期 | 2014年4〜5月頃 |
利用目的 | 試着 |
受けたサービス | 無料フィッティング |
受けたサービスの価格 | 0円 |
★評価
長くなるので続きはたたみます。写真あり。
↑ かかとがついてくる靴の図。
こちら、イージーオーダーの靴屋さんで、細い木型まで展開されているお店です。無料試着キャンペーンをしていたので、さっそく試してみました。
ワイズが選べるとうたっていても、実情は木型を変更せずに中敷で上げ底して足囲寸法を小さくしているようなお店もあるなか、「本当に細い木型」をもっているブランドは貴重! 片足ずつ違うサイズ・ワイズを選べるというのも、左右差が大きい人にはうれしいサービスなのではないでしょうか。
●全体の流れ
まず、試着サービスのページから計測寸法を入力して送信。その後、メールでサンプルシューズの発送時期について連絡があるので、届くのを待ちます。
混みあっていると順番待ちになるので、少しお時間がかかるようです。何か事情があって急ぎの場合はそのように伝えたほうがいいかもしれません。
予告された日付のとおりに全部で4足のサンプルシューズが届きました。サイズはこちらがリクエストするのではなく、お店の方が計測値からサンプルシューズを選んでくれるシステムです。なので、計測はなるべく正確にやったほうがいいですね。
私の場合は左右差を加味して、左右違うサイズ・ワイズが届きましたが、これは人によって対応が違うのではないかと思います。
サンプルシューズは、室内で好きなだけ試着ができます。試着のときの注意点を記載したフィッティングガイド、微調整のための中敷も入っています。
また、オーダーの際の素材サンプルも同封されているので、実物の色や質感を確認することもできます。
素材もセンス良く垢抜けたチョイスで好感が持てます。
試着がすんだら、届いた時のように梱包して3日以内に返送すればOK。
集荷サービスを使えば手間要らずでラクチンです。
●試着画像
下を向いて撮っているのであまり正確ではありませんが、参考までに写真を撮りました。
まず足画像。5本指ストッキングでの試着です。
私は右足のほうがわずかに足長が短くて幅が広く、ふだんは35〜35H(22.5cm)を履いていることが多いです。
パンプスで問題になるのは、やはり合う幅がないことがいちばん大きい問題ですが、サイズを吟味して指を使えるような靴を選んで履くようになった結果、縮こまっていた指が伸びてしまった=ギリシャ型からスクエアに近くなった=つま先がより一層きつい!というループにはまっています(笑)
細足の人に多い、甲が薄いタイプとはちょっと違っていて、若干指が太いのかも?と思います(足囲数値に出ない問題)。なのにかかとが細いので、ストラップなしのパンプスはいろいろ難しい。
さて、試着写真。サンプルシューズは黒エナメル製、芯もしっかりしてなかなか良い感触。ヒールはすべて7.5cmピンヒール。
足囲の微調整が必要な場合は、添付された中敷を使って調節することができます。オーダー時に申告すれば、インソールの下に(見えないように)中敷を入れて作っていただけるそうです。
右22.0D-左22.5B
現在展開されている中で最も細い幅がBということです。
個人的な感覚では、A&TのB幅を履いたときの感じに近いと思いました。
右22.0E-左22.5C
「そういえばEってこんな感じだったっけ」とか思う。(最近こんなゆるい靴はいてないよー)
写真だと違いが全然わからないかも。履くとまったく違うんですが…。
右22.5C-左22.5D
左足の22.5D幅は、「がんばって探したヨーロッパブランドの幅狭パンプス」の35サイズと近い感覚。
体感的なJIS感(←なにそれ)とも合致していますので、幅表記は信用してよさそうな感じがします。
右22.5D-左23.0B
ここで左足の23.0Bがビンゴ!という感じ。
ショップのおすすめは確か22.5Cなんですけど、私がオーダーするならたぶん23.0Bにすると思います。
理由は前述のとおり指がムチムチでつま先に入っていかないので、足長を短く合わせるとつま先があたってつらい。
あと、これは今回試着していて気づいたことなんですが、足長を短く合わせると、私の場合つま先がつっかえているために足が擬似ハイアーチのように曲げられて浮いてしまい、ただでさえ覆う面積の少ないパンプスがますます足から離れていくという現象が発生するようです。
こういったことも、いろいろなサイズを履き比べてみないとわからないことですね。
※5/28訂正:
ショップから記載のある「最初にお試しいただくサイズ」は、イコールおすすめサイズではないそうです。
足長とワイズ以外の要素も絡んで最終的なフィット感が決まるため、どのサイズがおすすめとはいえないそうです。確かにそうですね。
誤解を与える表現をしてしまって申し訳ありませんでした。
●まとめ
とにかく、同じデザインで違う幅の靴を試着できる! ということに最大の価値があります。
履き感を体得するためにも、いろいろな幅の靴に足を入れてみるのは良い経験になりますよ〜。
もちろん気に入ったらサイトから好きな素材を組み合わせてオーダーできますし、お値段も比較的お手頃だと思います。
素材もセンスよく、おしゃれな靴が作れそうです。
素材もセンスよく、おしゃれな靴が作れそうです。
いまのところデザインバリエーションがないので、「7.5cmピンヒールのオープンパンプスが履ける脚の持ち主」(※足の形だけでなくハイヒールが履ける筋力の問題もある)限定ではあるのですが、これからバリエーションが増えて行くことを願っています。
ストラップつきのローヒールがあったら、B幅より細い足の方でも調整次第で履ける人はかなり増えそうですよねー。
A以下の幅展開とともに、デザイン面での拡充も期待しております!
最後に、ShoePremo様、ブログへの掲載をご快諾いただきましてありがとうございました!