こんばんは!kです。
という訳で、シューケアについて習ってきたお話について書いておきたいと思います。
伺った「彩革の匠 (さいかくのしょう)」は、安富好雄さんが営む、革製品全般のクリーニングや手入れ、補色等、レザーケア アドバイスを業務にしているお店です。(安富さんの書かれたコラムなどはこちらのサイトに掲載されていますのでよろしければご覧下さい。)
革に水は厳禁・・・というイメージをお持ちの方、多くいらっしゃると思います。
しかし、ちょっと勉強しはじめてみれば、マニアな世界ではシューケアで水を使うという話は常識のようで。そして、この水を使ったケアを日本ではじめられた方が安富さんということ。
今回は友人と予約して、レザーケアの全般とそれぞれ困っている靴に関するケアについて教えていただく事になりました。
という訳で、シューケアについて習ってきたお話について書いておきたいと思います。
伺った「彩革の匠 (さいかくのしょう)」は、安富好雄さんが営む、革製品全般のクリーニングや手入れ、補色等、レザーケア アドバイスを業務にしているお店です。(安富さんの書かれたコラムなどはこちらのサイトに掲載されていますのでよろしければご覧下さい。)
革に水は厳禁・・・というイメージをお持ちの方、多くいらっしゃると思います。
しかし、ちょっと勉強しはじめてみれば、マニアな世界ではシューケアで水を使うという話は常識のようで。そして、この水を使ったケアを日本ではじめられた方が安富さんということ。
今回は友人と予約して、レザーケアの全般とそれぞれ困っている靴に関するケアについて教えていただく事になりました。
安富さんのお話は、革は、もともと動物の皮からできていて繊維が絡み合ってできているものという基本的なところから始まります。
本来は、皮なので水分は大事な物なのに、なぜ「水に濡れるとダメ」という話になるのか。
また淡い色の革だと色が濃くなってしまったり、水に濡れると固くなるというような話もある。
「日本皮革技術教会 皮革の知識 革の一般的な性質」にもあるように、革は比較的染色堅牢性が低いので染料が動きやすい性質があり、染みになりやすい。淡い色だとそれが目立ちやすいという問題があるし、またお手入れしたときに完全に同じ風合いになるかというとそうではない。
本来は、皮なので水分は大事な物なのに、なぜ「水に濡れるとダメ」という話になるのか。
また淡い色の革だと色が濃くなってしまったり、水に濡れると固くなるというような話もある。
「日本皮革技術教会 皮革の知識 革の一般的な性質」にもあるように、革は比較的染色堅牢性が低いので染料が動きやすい性質があり、染みになりやすい。淡い色だとそれが目立ちやすいという問題があるし、またお手入れしたときに完全に同じ風合いになるかというとそうではない。
濡らすときに一部だけ濡らすとムラになる、固くなっても揉めば柔らかくなると。
しかし、消費者は革の性質をちゃんと知らないし、お店は風合いが変ったとかの苦情を受けたくない。
なので、「濡らさないでください」という話になるという事。
革は乾燥したらひび割れてきたり、脆くなるから、本来は適度な水分を与える事はとても大事というようなお話をしてくださいました。
また「ぼかす」という考え方も。
しかし、消費者は革の性質をちゃんと知らないし、お店は風合いが変ったとかの苦情を受けたくない。
なので、「濡らさないでください」という話になるという事。
革は乾燥したらひび割れてきたり、脆くなるから、本来は適度な水分を与える事はとても大事というようなお話をしてくださいました。
また「ぼかす」という考え方も。
これって、布にお醤油こぼした時と同じ感覚?不織布や布と同じような繊維の性質を持っていると考えるのは結構わかりやすいかも!
スプレーも同じく、ぼかす感覚が重要。
近すぎるとうまく境界がぼけないからムラになる。
ちゃんと説明書に書いてある距離を保ってスプレーするとムラにならない。という基本的なこと。
基本的なケアについては、クリーナーと靴クリーム。一番大事なのは古いクリームをきちんと落とす事。
古いクリームは垢と同じ。その上からクリームを塗り重ねない事が大事だそうです。おすすめのクリーナーはやはりこちら。
何と言っても、見せていただいてよかったのはケアの実演です。
ここで、ついに本物の水が登場しました!
安富さんは、洗面器にたっぷりの綺麗な水、綺麗なふきん(タオル)を持ってきて、ふきんに水を含ませ絞ったものでおもむろに白い型押し革を拭きはじめました。
「蛇などのエキゾチック革は、ちょっと難しい」そうおっしゃいます。私が、「これは牛革の型押しです」というと、「それならもっと簡単」と。そして、さらにベージュの表革の部分もふきんで水拭きしていきます。
「水分を適度に靴に与えてあげる意味でも、たまに(月1回くらい)水で拭いてあげるといい。」
ベージュの革は、折れ曲がった後の部分が水が染みたように濃い色になりました。
「こういう風に痛んだところから水は入りやすくなります。でも、乾くとわからなくなるから問題ないです」
この靴は、ベージュの部分にはアニリンカーフクリームという、アニリン染めでも染みになりにくいクリームを使い仕上げてくださいました。
実演としては、他にサドルソープという革用の石けんで靴を洗うところを見せていただいたり、靴の色を変えたいという友達のリクエストに答え、茶色の靴に黒の靴クリームを使ってみたりなどしてくださいました。
靴クリームというのは、真っ黒に見えても薄いグレーぐらいの色です。それではニュアンスは変っても靴の色を大きく変えることはできません。また、靴クリーム自体定期的にケアのときに落としていくので、長年かけて色を変えて行くというのもできないそうです。
実際に、色を染め直すのは薬品等が必要だそうで自分でやるのは難しそう。
目の前でプロの技を見ると、手つきが全く違います。
基本的な事は、いろいろネットで調べて知っていてもこういうものだけは実物で見ると納得感が違うなあ、と思いました。
そして革には水分が必要なんだとしみじみ感じた1日となりました。
実演とアドバイスが終わった後、私は、クリーナーとアニリンカーフクリームを。友人たちはそれぞれ自分たちが必要と思ったシューケアグッズを購入して帰りました。
(習った結果、考えた自分なりのシューケアが続きます)
ラベル:靴のメンテナンス




靴を水拭きするなんてビックリしました。
勝手ながらリンクを貼らせていただきました。
こちらのブログを見つけてからは、毎日読みまくっています。
ようやく神戸屋さんにも予約を入れました。
足幅が小さい靴を探すのに参考にさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
はじめまして。kです。コメントありがとうございます。
靴の水拭きや水を使ったケアについては、シューケア情報を探すと沢山出てきますよ〜。水厳禁話から考えると驚きですよね。ただ、紳士靴と違い女性の靴は、革の色のバリエーションやデリケートな素材も多いのでその点は注意が必要な場合もあると思います。(私は初心者なのでその辺まではわからないのですが)
サイト拝読させていただきました。ご自身で幅が小さいかもしれないとお気づきになられたのがすごい事ですね。
私のほうは今のところは、靴探しよりも体立て直しのほうに重点を置いている感じなので、お役に立てる情報があるかどうかわかりませんが、よろしければまたお越し下さい。
靴探しをしていた頃の ブログのリンクもおいておきますね。(古い情報ですが・・・)
どうぞよろしくお願いいたします。