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2017年07月04日

kはなぜ、足を開いてしまうのか?(幅狭靴がちょっと苦手な理由)〜支持基底面の話

こんばんは!kです。

いきなりですが、足開いちゃうことないでしょうか?

私の場合なのですがおしとやかな友人たちが足を揃えて写真に写っているのに一人だけ仁王立ち、「まったくもう!子供っぽい」と呆れられています(笑)だけど自分では全く足を開いている意識などなく、無意識的に行なっていること、なんですよね・・・・。

このkの癖「立った時に足を開いてしまう」ということ
それと、「幅の狭い靴を履くと歩行がぶれる感覚がある」ということこと

この二つに関連があることに立つ、歩くということについて学ぶ中で、気がついたのです。

今回は専門用語の解説から始めます。ご興味のある方は続きをどうぞ。



なぜ、足を開いてしまったり、グラついたりしてしまうのかを説明する前に「支持基底面」を簡単にご理解ください。

支持基底面(base of support:BOS)とは,体重や重力により圧を感じることができる身体表面(支持面)とその間にできる底面のことをいう.健常人の場合,重心線(line of gravity)がこの支持基底面から外れると,転倒するかそれを防ぐための戦略が取られる.ヒトは地球上に生きる限り重力の影響を必ず受けて生活せざるをえないため,支持基底面という概念が存在することとなる.


「1ページ講座 理学療法関連用語〜正しい意味がわかりますか?支持基底面」宮崎哲哉氏

理学療法ジャーナル 44巻8号より引用 下線はkによる



靴を履いて通常二本足で立っている状態においては、靴底の周りを囲んだような形が支持基底面(下図の青線で囲まれた水色の部分)になります。

shijikiteimen1.png

きちんと立っている状態では、重心線が支持基底面の内部にあり、何らかの状況で重心が支持基底面から外れると転倒するか、または転倒を防ぐための戦略をとります。

shijikiteimen2.png

例えば、「電車に立って乗っている時に大きな揺れ等で重心バランスが崩れると転ばないように近くの手すりに捕まったりする」ことがあると思います。この現象を支持基底面の考え方で説明するとは、揺れにより重心線が支持基底面の外部に外れたが手すりにつかまり支持基底面内部に重心線を戻し転倒を防いだということになるかと思います。

支持基底面の広さをコントロールすることで、からだは安定感を得たり、不安定になったりします。

足を広げて立てば、足を揃えて立つよりも支持基底面は広がります。
杖をつけばさらに支持基底面が広がります。支持基底面が広がれば、重心がふらついても安定しやすくなります。

shijikiteimen3.png

これが、kが足を開いてしまう癖、幅狭靴を履くとぐらつくの理由そのものです。

支持基底面という考え方に添えば
人が転ばないで安定するためには二つの戦略があります。
「支持基底面を広げること」
「重心バランスを安定させること」

逆に転びやすくなるのも二つの原因があります。
「支持基底面が狭いこと」
「重心バランスが不安定であること」

重心バランスが悪い私(k)は、転ばないために自然と足を開くことで支持基底面を広くする戦略をとっていたのです。

ヒールのない紐靴(スニーカー)ですら足を広げて立ち支持基底面を広くする戦略が必要でしたので、靴底の面積が狭い幅狭靴を履くとその影響により支持基底面の面積が狭くなることが受け止めきれず、バランスが取りにくく、ぐらつきの原因となっていたと考えられます。

ぐらつきがでると、当然のごとく足に緊張が出たり余計なところにぶつけたりトラブルがおきやすくなります。
これだけではないでしょうが、私が一時的に魚の目などの足のトラブルに見舞われやすくなった一因だと思います。

さて、いろいろな靴裏のイメージを書き出してみました。

shijikiteimen4.png

それぞれ靴により、支持基底面の面積が異なることに気がつかれると思います。

バレリーナのポワントの支持基底面は非常に狭く、片足立ちのときに必要とされるバランスはどれほどか思います。
ハイヒールの場合においても、ポワントとは随分違うとはいえ支持基底面の面積が小さいことに気がつくでしょう。(おしとやかな女性ならなおのこと)

ご理解いただきたいのは、支持基底面が狭いほど転ばないために体のバランスをとる能力が要求されるということです。

こうやって考えると、普通の靴ですら安定して立っていられなかった私がハイヒールを履くためには重心バランスを安定させることが必須だと確信します。

バレリーナ>ハイヒール>普通の靴の順で、筋力が要求されると以前ブログに書きましたが、重心バランスをとる筋力=原則的には無意識で動く筋肉が正しく働くことがハイヒールを無理なく履きこなすためには必要なのだと思います。

3年前と、現在、自分のバランス感覚がどうなっているのかについて、フットプリントを比較することで面白いことがわかったので次回ご報告したいと思います。




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【足囲測ろう!プロジェクト(そくぷろ)】
posted by k(けー) at 21:08| Comment(0) | 足と靴の個人的な話:k(けー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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